ツールを作っているとよく使うのが 『正規表現』 です。

正規表現って何?どういうときに使うの?
そんな人のために、軽く説明するとこんな感じ。
正規表現自体の説明をすると、それだけで本ができるほどなので、ココでは割愛。
雰囲気として 『一括処理が楽になるモノ』 ぐらいの認識でいいです。
僕は正規表現を知った時、感動しました。
正規表現自体を使いこなすには、とにかく使ってなれるのが大事!
コード
'正規表現置換
Function ReplaceText(targetText , replacePattern , afterPattern)
Dim objRegExp
Set objRegExp = CreateObject("VBScript.RegExp")
'条件の設定(基本的にこの条件)
With objRegExp
.Pattern = replacePattern
.IgnoreCase = True
.Global = True
End With
'置換実行
ReplaceText = objRegExp.Replace(targetText , afterPattern)
Set objRegExp = Nothing
End Function
解説
このFunctionでは引数を3つ渡してます。
(Function = 戻り値を返す / Sub = 戻り値を返さない)
targetText
置換対象文字:上の例で"僕の生年月日は2020年05月05日"に当たる部分
replacePattern
置換するパターン::上の例で"\d"に当たる部分
◆よく使うパターン文字
『\r\n』改行文字
『\t』タブ
『()括弧』変数として置換後に使える
afterPattern
置換後の出力パターン::上の例で"x"に当たる部分
◆よく使うパターン文字(VBScriptの場合)
『vbCrLf』改行文字
『vbTab』タブ
『$1(数字)』置換するパターンの『()括弧』に対応する値
改行文字やタブについて、普通は前後で同じでいいんですが、VBScriptの場合は違いがあるので注意です。
VBA と VBScript で違いはある?
どっちも同じ