COBOLのソースコードを差分比較する場面があった。
Diffツールは色々あるが、僕はWinMergeを使う場面が多いので、その際の設定を紹介!
問題点:行頭連番のせいで変更行以降が差分
COBOLは行頭に6桁の行番号を振ることが多い。
そのため、WinMergeで普通に差分を取ると変更行以降すべてが差分になってしまう。
![プラグイン適用前 行頭6文字により、比較できない](https://www.yeskey.org/wp-content/uploads/2020/05/2020-05-10_12h26_29.png)
![プラグイン適用後 行頭6文字を無視して、比較OK](https://www.yeskey.org/wp-content/uploads/2020/05/2020-05-10_12h26_15.png)
解決法:標準プラグイン『IgnoreColumns』で無視
WinMergeの標準プラグイン『IgnoreColumns』で対応する方法を紹介する。
![『プラグインタブ』⇒『プラグインの設定』](https://www.yeskey.org/wp-content/uploads/2020/05/2020-05-10_12h29_24.png)
![](https://www.yeskey.org/wp-content/uploads/2020/05/2020-05-10_12h29_49.png)
![『比較前処理プラグイン』⇒『IgnoreColumns.dll』](https://www.yeskey.org/wp-content/uploads/2020/05/2020-05-10_12h30_07.png)
『レポート生成』でも行頭6文字無視した形で出力されるので、差分をとっておく際にも使いたい。
そもそもCOBOLの案件が少ないが、既存システムの改修などのプロジェクトでは、まだまだ触れることもある。
その際に、使えると意外と重宝する。